B型肝炎と訴訟問題を考える

はじめまして。 B型肝炎に感染し、これまでとてもつらく、苦しく、悲しい思いをされたことでしょう。ここでは一緒にB型肝炎と訴訟問題について考えていきたいと思います。ここでの知識が、あなたのお役に立ちますように。

給付金

B型肝炎訴訟と給付金の税率について

肝炎訴訟では給付金の最大額は3600万円であり、一般的に高額であるといえます。このため、給付金に関する税金について相談を受けることもあります。

給付金に関して税金はかかりません。これらは非課税となります。また現在、相続税の基準が大幅に見直され、基礎控除額が以前の資産の6割から相続税が発生する上、申告も必要になっています。しかし給付金はあくまでも相続財産にはならないため、この点も非課税として扱われます。

結論としまして給付金はすべての面で税金がかかりません。この点についてのご心配は不要です。

B型肝炎訴訟の給付金申請について

B型肝炎訴訟で給付金を申請するためには、まず国に対して訴訟を行う必要があります。この訴訟のためにはどのような手続きをしなければならないのか。ここではそれについて記載します。

給付金申請のための目的と手順



給付金を申請することの目的は、国と和解することでB型肝炎感染者として、給付金の対象者であると認定されることにあります。そしてそのためには、国側は、感染者が給付金の対象となる要件を満たしているかを確認しなければなりません。この確認作業に必要な証拠資料が病院から提出されるカルテなどとなるのです。

このため、弁護士側は訴訟を行う前に感染者(ご相談者)から綿密な聞き取り調査を行い、どのような証拠を集めなければならないかを組み立てることになるのです。その後の提訴によって、これらの証拠が揃っていることを国側も確認します。それにより和解が成立します。

給付金受給までの手続き



和解が成立すると、弁護士は給付金受給のための書類を作成します。ただし、給付金は国(厚生労働省)などの公的機関から支払われるものではありません。弁護士は社会保険診療報酬支払基金という国から委託を受けた民間機関に請求書類を送付し、その後、給付金が支払われることになるのです。