■B型肝炎と入院
軽度の肝硬変や初期の肝がんなど、生活できる程度の症状であっても、入院をする必要が出てくることもあります。そこでここでは入院生活に必要なものを記載します。
重い病気であれば黄疸などを伴って、身体がだるく、かゆみが出たりするために、最低限の生活必需品などで良いのですが、それでも入院時にはときに思わぬものが必要になることも。
入院時は一種の長期旅行です。思った以上に色々なものが必要になり、入退院のとき、びっくりするくらい持ち込み用品が多くなることもあるでしょう。最低限必要なものに関しては病院から指示を受けますが、それ以外は下記を参考に、ご自分の生活に合ったものを用意しましょう。
最初に必ず準備するもの
・入院申込書
・健康保険証
・診察券
・印鑑
・保証金(最初に数万円の保証金が必要な病院もあります)
上記は絶対に必要になるもの。これらを用意しないと入院できず、取りに戻ることになります。最初に必ず用意しておきましょう。
病院から必ず指示を受けるもの
寝間着 パジャマ(寝間着)は2~3着ほど用意しておきましょう。2着でもだいじょうぶですが、万一汚してしまった場合にも備えて、3着あればまず安心です。
下着・靴下・シャツ 下着は5~6枚は用意しておきましょう。下着は毎日変えるものです。汗で濡れたり、汚してしまったりすることもあります。洗濯できないこともあるかもしれません。
ジャンパー・ショールなど 寒いときに少しはおるものがあると便利です。
タオル 小さめのスポーツタオル 枕に巻いたり、汗をふいたりなど使うことが多いものです。2枚といわれることが多いかもしれませんが、こちらも3枚程度あれば便利でしょう。
バスタオル 概ね2枚を用意といわれることが多いです。
洗面器 身体が思うように動かないときなど思わぬ事態のときに使うこともあります。
洗面具 こちらは必ず携行するもの。歯ブラシ・歯磨き粉・シャンプー・リンス・ボディソープ・くし・ブラシなどです。
マグカップ 湯のみといわれることもありますが、割れにくいマグカップを用意すると便利です。
スリッパ・ハンカチ・ティッシュ
病院から指示されにくいがあると便利なもの
・ノートPC 使えない病院もありますが、あるとやはり便利な万能機器です。また通信はできない病院がほとんどです。事前に病院に訊いておきましょう。
・携帯電話 原則病院内では使えません。それでも病院の入り口などで使うことも多いでしょう。
・テレホンカード 家にあれば持っていきましょう。なくても病院で買えることが多いです。
・イヤホンとラジオ 時間があるときに使うと暇つぶしになることが多いです
・プラスチックの小物いれ 間に仕切りがあるものを用意すれば薬をしまっておくこともできます。
・消臭スプレー 病院内では悪臭がすることがまれにあります。また、トイレ使用後のエチケットにも使えます。
・筆記用具
・洗濯バサミ 忘れがちですが、ほぼ必ず使うものです。
・目覚まし時計 小型の安価で丈夫なものを用意しましょう。
上記の多くは病院の購買で購入することもできます。しかし体調が悪いときには身体を動かすのもおっくうになるかもしれません。事前に準備しておくに越したことはありません。この他、個人で時間を潰せるものも用意すべき。本や簡易なゲーム、雑誌なども用意しておくと便利です。