B型肝炎訴訟を考えている人の中に「大手に相談したところ、すごく時間がかかることをいわれた」というケースがちらほらと見受けられます。

理由はさまざまだと思いますが、大手はもう既に飽和状態で相談をしても手続きができないという話を聞くことがあります。要するに大行列になっており、何ヶ月も順番待ちになってしまっているのです。

大手はとにかく事務的に手続きを受け付けているケースが多いのです。この結果、一人ひとりの症状や感染の軌跡に合わせられず、事務員が決められた通りに受け答えをするだけに終始してしまう可能性があります。

法律事務所であるからには、本来は専門の弁護士がお客さまの一人ひとりを対応するのが道理です。しかしながら大手であればあるほどそれがなかなかできず、医療にも詳しくない普通の事務員がすべてを取り仕切ってしまうことになります。

それでも問題なく訴訟と和解を行えるのであれば良いのですが、行列になってしまって半年待ち、場合によっては一年待ちなどというパターンでは、肝疾患で苦しんでいるお客さまにとってけっして良い対応だとはいえません。

B型肝炎訴訟はまずは医療問題に強い弁護士を選ぶことが不可欠。そして担当の弁護士がきちんとついてくれる法律事務所を探しましょう。この2点を選ぶことができれば、だいたいどの法律事務所でも最低限の問題点がクリアできる確率は高まります。