小説やゲームなどですっかりおなじみになった言葉です。
でも、主人公という言葉の意味は、この世界で主体的に生きるということ。
B型肝炎に感染した人の多くが「この病気のせいで私の生活は」と思うはず。 無症候性キャリアであっても、何かあった際には「このせいで」と思うことでしょう。 肝疾患などであればなおさらです。この病気さえなければと思うことも多いはず。
でも、本来私たちは病気であれ、お金であれ、何かにとらわれて、それに振り回されて生きてゆくのではありません。主体的に生きる中に、それぞれがさまざまな要因を持っているのです。
肝疾患というものに自分を合わせるのではなく、またそこから顔を背けるのでもありません。主体的に生きる中に肝炎という病気も採り入れつつ、生き生きとした毎日を送るように心がけてみましょう。